2015年04月26日の回顧
マイラーズC
レッドアリオンが外から好スタートで中の馬を様子見。テイエムタイホーが行こうかといういうところをサンライズメジャーが主張して逃げる。サンライズメジャー、シャイニープリンス、テイエムタイホーという隊列になる。レッドアリオンはそれを見る形。中段にクラレント、エキストラエンド、フルーキー。その後ろにフィエロ、ヒストリカルあたりが続く。ディアデラマドレは出負けしてそのまま離れて最後方から。1000m通過は59.4秒。3角過ぎてからヒストリカルがまくってポジションをあげる。直線入ってサンライズメジャーがそのまま粘る。ポケットを付いたレッドアリアンがじわじわ差を詰めてゴール直前で差しきる。フィエロは内にかけたが伸びないテイエムタイホーとラチに寄って行ったフルーキーに蓋をされる形になり、やっと抜け出して追い込むも3着まで。上手く外に出したエキストラエンドが4着。内でそれなりに伸びたフルーキーが5着。
評価
- ペースはスロー
- 内先行有利だった
- 全馬が上がり34秒を切るようなレース
- 上がりタイムを他レースと比較するときはプラス1秒くらい補正した方が良い
- 切れ味のない馬は先行しても相対的に順位を落とした
- 安田記念とはベクトルが違う気がする
馬評価
レッドアリオン
1着。スタートを決めて内を見る形で折り合えたのが良かった。ちょうど届いたように追い出しのタイミングも良く好騎乗だった。
サンライズメジャー
2着。楽なペースで逃げられたのが良かった。開幕週の馬場を生かした。
フィエロ
3着。ポジションが後ろになってしまい直線は内にかけたがスムースには追い込めなかった。それでも上がり32.5秒で3着を確保しており能力上位であることを示した。高速の軽い馬場は適正が高いと思う。
エキストラエンド
4着。どのクラスでも好走するが、いつものように一歩届かない結果だった。
フルーキー
5着。高速競馬は得意であるが、このクラスでは好走までといったところ。
シャイニープリンス
6着。ダービー卿では差し競馬で内で詰まって終了したが今回は積極策をとった。キレ味に限界がある。
ディアデラマドレ
7着。後方待機はいつも通りであるが展開が向かなかった。上がり最速31.9秒で圧倒的なキレ味だったが、ちょっと新潟でもないのにこんな時計出して大丈夫か?という気はする。展開さえ向けばヴィクトリアマイルは突き抜けるか。
テイエムタイホー
17着。本質的にはキレがないので、この馬の強みは生かせないレースだった。内枠引いていたので逃げるくらいの方が良かった。それなりのペースでないと勝ち目がない。
フローラS
シングウィズジョイが少し押して先頭に立ったところを外からグリシーヌシチー交わして逃げる。シングウィズジョイ、ディアマイダーリンと続く。マキシマムドパリはそれを内で見る形。レッドカーラが出遅れ。スローで流れて1000m通過は62.6秒。残り400mを過ぎてからシングウィズジョイが先頭に立つ。内からディアマイダーリンが追いかける。そのままシングウィズジョイが押さえ込んで勝ちきる。ディアマイダーリンはクビ差まで。内で我慢していたマキシマムドパリが進路が開いてから追い込んで3着まで。ウインアキレアは内で我慢できずに外に出して伸びるが届かずの4着。
評価
- ペースはスロー
- 内先行有利だった
- スローのわりには上がりの時計が掛かった
- 君子蘭賞組が上位を占めた
- レースレベルは低い
馬評価
シングウィズジョイ
1着。積極的にポジションを取りに行き、直線も早めに先頭に立って押しきった。ペースに助けられた面もあるが粘り強い。
ディアマイダーリン
2着。先行からロスもなく直線追ったが差し切れなかった。決め手不足か。
マキシマムドパリ
3着。直線進路が開くまで我慢してロスなく抜け出したのが良かった。マイナス18キロなのでオークスに出れても上積みはないか。
ウインアキレア
4着。3着馬との差を考えると我慢できずに外に出してロスした分届かなかった。騎手の差ともいえる。
エバーシャルマン
5着。伸びていたが終始外を通った分の差か。
ナガラフラワー
7着。大外で途中まで伸びていたがエルフィンSほどの決め手が出なかった。ダンス産駒でキレ味を出すにはマイル以下の方がよさそう。