2015年05月10日の回顧
NHKマイルカップ
レンイングランド、タガノアザガル、アルビアーノ、クラリティスカイがスタートで押し気味に出す。レンイングランドが主張して逃げる。アルビアーノ、タガノアザガルと続きクラリティスカイは抑えてそれを見る形。ヤマカツエース、ダノンメジャーあたりが行きたがり、ヤマカツエースは抑えたがダノンメジャーは最終的に抑えずにそのまま先行する。グランシルクが内の中段。外にミュゼスルタン、その後方にアルマワイオリ、アヴニールマルシェと続く。グァンチャーレは出負けして後方から。600m追加が35.3秒、1000m追加が59.3秒でスロー。直線入ってすぐにアルビアーノが先頭に立つ。直線半ばでクラリティスカイが追い出して粘るアルビアーノを差しきってゴール。ミュゼスルタンが真ん中から猛然と伸びるが先頭2頭に迫った所まで。グランシルクは内でジワジワしか伸びず、捌いてきたアヴニールマルシェが最後に交わして4着。
評価
- ペースはスローペース
- ポジショニングが大きく左右した
- ニュージーランドT組はグランシルクの5着が最上位で惨敗
馬評価
クラリティスカイ
1着。横典が積極的にポジションを取って直線での仕掛けのタイミングもバッチリだった。決め手はないがスピードがあり展開が向いたことで勝ちきった。皐月賞に比べてレベルが落ちた相手関係で力上位だった。
アルビアーノ
2着。展開も向いたが、直線早々に先頭に立ち目標にされながらも粘っていた。桜花賞も出ていたらという内容。
ミュゼスルタン
3着。中段から直線真ん中の進路が開いて上がり最速33.8秒で一気に追い込んで来たが、外から差しきれるペース展開ではなかった。
アヴニールマルシェ
4着。内後方で我慢し直線捌いて上がり最速33.8秒で追い込んだが位置取りが届く位置ではなかった。力上位であるところは見せた。
グランシルク
5着。内の好位で追走できたが直線ジワジワしか伸びなかった。ステイゴールドで坂があった方がよいタイプか。
アルマワイオリ
9着。もともと長い脚が使えるだけなので展開が向かなかった。
グァンチャーレ
12着。出遅れ(ESP)で後方からになり、直線でも進路がなくなってブレーキをかける形で、まるで競馬にならなかった。
ヤマカツエース
13着。序盤行きたがっており直線も伸びなかった。マイル勝ちがあるが距離がギリギリな可能性あり。速い脚もない。
予想評価
そこそこのペースになるという展開読みがまったく逆でスローになったため惨敗。共同通信杯組、弥生賞組が上位という方向は悪くなかったが展開読みのセンスがない。
新潟大賞典
クランモンタナ、デウスウルトの順で行ったが、アーデントが遅いと見てハナに行く。ナカヤマナイトが5、6番手。ダコールが中段。アルフレードが後方。アーデントが離しながら逃げて1000m通過は61.5秒でスロー。直線で外に出したアーデントが粘っている所を、外からナカヤマナイトが交わす。残り100mくらいで外から内に切れ込んだダコールが一気に抜け出す。最内をついたアルフレードが迫って3着まで。
評価
- ペースはスローペース
- ポジショニングが大きく左右した
- 直線はみんな外へ行った
- 着差もそこまでなく展開一つ
馬評価
ダコール
1着。中段待機から直線うまく外から内に切れ込んで差しきった。速い脚ならディープインパクト。
ナカヤマナイト
2着。先行して勝ちきるかと思われたところを一気に交わされた。速い脚はないため早めの仕掛けが良かった。
アルフレード
3着。後方からいった分直線は進路がなくみんなが嫌った最内へ行った。上がり最速32.7秒を出したがペースが遅かった。
アーデント
4着。スローに落とせたことで最後まで粘った。