ハナ差な日々

ITスキルと競馬の記録および雑記

2015年09月21日の回顧

セントライト記念

ミュゼエイリアンの逃げ。外からキタサンブラックがジワっと押し上げて2番手につける。その後ろにウイングチップ、スモークフリー、ミュゼゴーストと続く。中段にジュンツバサとベルーフ、タンタアレグリア、サトノラーゼン、グリュイエールの順。後方にロッカフェスタ、ブランドベルグ、ブライトエンブレム、タケルラムセス、離れた最後方にスタートですぐに下げたレッドライジェル。1000m通過は61.1秒。1200m過ぎあたりでブライトエンブレムが捲くっていって中段まで押し上げる。3角から4角で後方勢も差を詰めてきて集団で直線へ。直線入ってミュゼエイリアンにキタサンブラックが並びかけ2頭が競り合う。後続も追いかけるが一気差を詰めてくる馬がいない。キタサンブラックが競り勝って抜け出して1着。ミュゼエイリアンが残って2着。3着争いは団子で3番手から粘りこみを図ったウイングチップを内からジュンツバサ、外からベルーフが並びかけてゴール直前でジュンツバサが交わして3着。ウイングチップ4着。ベルーフ5着。タンタアレグリアは一瞬並びかけるところまで行ったが伸びず6着。遅れて伸びてきたサトノラーゼンが7着。大外一気で追い込んできたレッドライジェルが8着。

評価

  • ペースはスローペース
  • 前残り
  • 2番手追走馬1着、逃げ馬2着、3番手追走馬4着
  • スローだがレースの上がりは35秒とかかっている。
  • レースレベルは低い
  • 菊花賞とは適正が違う

馬評価

キタサンブラック

1着。スタートはイマイチだったが長めの直線を生かしてジワっと2番手につけた。直線入ってミュゼエイリアンに並びかけて競り落として勝ちきった。展開が向いたこともあり、菊花賞の距離が持つか判断に困る所。

ミュゼエイリアン

2着。逃げてペースを落とし直線も粘ったが最後に競り負けた。スローに落としつつ瞬発力勝負にならないようによどみのないペースで上手く逃げた好騎乗。

ジュンツバサ

3着。団子の3着争いを競り勝って菊花賞権利を物にした。大差はないが内枠を生かして再内を狙ったことでアドバンテージがあった。

ウイングチップ

4着。3番手追走から粘りこんだが最後に交わされた。

ベルーフ

5着。いつもより前で競馬をして直線に挑んだが、ジワジワしか伸びず届かなかった。溜めないと末が甘くなるタイプで、溜めても速い脚があるわけではないので、ペースが向く展開の助けが必要。

タンタアレグリア

6着。中段から直線も真ん中を伸びてきたが、最後は脚色が前と同じになった。決め手のある馬ではないのでスローで中段から差しきるのは厳しかった。

サトノラーゼン

7着。いつもと違って後方から競馬をした。序盤は手綱を引っ張って抑えているシーンも見られた。先行押し切りが強みのはずで、上がりは34.5秒では届く展開ではなかった。

レッドライジェル

8着。最後方から直線にかけて上がり最速34.1秒で追い込んだが届かなかった。ペースを考えると33秒台が出せないと勝負にならない。

ブライトエンブレム

10着。この馬は鈍足で厳しい展開になるほど相対的に浮上する馬なので展開が向かなかった。ただ、皐月賞以来で間隔が開いているとはいえ負け過ぎ。菊花賞も速い上がりになることも多く適性は微妙。