ハナ差な日々

ITスキルと競馬の記録および雑記

サンデーサイレンス系の種牡馬

サンデーサイレンスが2002年に亡くなり、サンデーサイレンス直仔の種牡馬、さらには孫にあたる種牡馬も出始めており、サンデーサイレンス系が確立してきている。今後のために主な産駒を挙げつつ、種牡馬特徴を整理する。

代表産駒として獲得本賞金上位5頭、G1勝利馬、現役のピックアップ馬を挙げる。2016年5月3日調べ。 また、傾向等はメインレースを中心としたイメージであって、データに基づいたものではないないので注意。

フジキセキ[1996-2011]

フジキセキとしては2011年産のイスラボニータがラストクロップであり、今後は後継種牡馬の時代になる。 キンシャサノキセキダノンシャンティからは重賞馬が出ており滑り出しとしては順調といえる。 ただし、距離適正がどうなるかで今後の勢力争いに影響するので見極めたいところ。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞1 2002 カネヒキリ JCD×2
フェブラリーS
JDD
ダービーグランプリ
東京大賞典
川崎記念
[2012-    ]
本賞4 2003 ドリームパスポート (引退)
G1勝 2003 ファイングレイン 高松宮記念 ※フランス
G1勝 2003 コイウタ ヴィクトリアM 肌馬
G1勝 2003 キンシャサノキセキ 高松宮記念×2 [2012-    ] シュウジ
G1勝 2004 エイジアンウインズ ヴィクトリアM 肌馬
G1勝 2007 ダノンシャンティ NHKマイルC [2013-    ] スマートオーディン
本賞5 2008 サダムパテック マイルCS ※韓国
本賞3 2009 ストレイトガール ヴィクトリアM
スプリンターズS
(現役)
本賞2 2011 イスラボニータ 皐月賞 (現役)

ダンスインザダーク[1998-    ]

他のサンデー種牡馬が増えるにつれて、厳しい状況になった。長距離適正、瞬発力不足、晩成傾向によることからクラシック路線で菊花賞以外を勝てていないことが影響している。 後継種牡馬は目が出ず繋がっていない。産駒はたくさんいるので、今後は母系として繋がっていく形になりそう。 ダンスインザダーク×エアグルーヴであるザサンデーフサイチ種牡馬入りしたので唯一可能性がある。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞1 1998 ツルマルボーイ 安田記念 [2006-2009]
本賞2 1998 ダイタクバートラム [2007-2011]
本賞3 1999 ファストタテヤマ (引退)
G1勝 2000 ザッツザプレンティ 菊花賞 [2007-2010]
G1勝 2001 デルタブルース メルボルンカップ
菊花賞
(引退)
参考 2004 ザサンデーフサイチ [2016-    ]
G1勝 2006 スリーロールス 菊花賞 [2011-2014]
本賞5 2007 ダークシャドウ (引退)
本賞4 2009 クラレント (現役)

スペシャルウィーク[2001-    ]

他のサンデー種牡馬が増えるにつれて、厳しい状況になった。産駒は持続系が多く、切れ味がない傾向である。 シーザリオブエナビスタのように母系では繋がっていくが、後継種牡馬は現状いない。 トーホウジャッカルが引退したときに種牡馬入りできるのかどうかというところ。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞2 2002 インティライミ
G1勝 2002 シーザリオ 優駿牝馬
アメリカンオークス
肌馬 エピファネイア
リオンディーズ
本賞1 2006 ブエナビスタ JC
天皇賞・秋
優駿牝馬
桜花賞
ヴィクトリアM
阪神JF
肌馬
本賞4 2006 ナリタクリスタル (引退)
本賞5 2006 リーチザクラウン [2014-    ]
G1勝 2007 ゴルトブリッツ 帝王賞 (死亡)
本賞3 2008 ローマンレジェンド 東京大賞典 (引退)
G1勝 2011 トーホウジャッカル 菊花賞 (現役)

アドマイヤベガ[2002-2005]

ブルーメンブラットキストゥヘヴンのように切れ味鋭い産駒が出ていて広がっていく可能性があったが、残念ながら亡くなっている。 後継種牡馬はいない。母系で繋がっていく形になる。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞1 2002 アドマイヤフジ (引退)
本賞5 2002 テイエムドラゴン (引退)
本賞2 2003 ブルーメンブラット マイルCS 肌馬
本賞3 2003 キストゥヘヴン 桜花賞 肌馬
本賞4 2004 アルナスライン (引退)

アグネスタキオン[2003-2010]

亡くなっており、今後は後継種牡馬がどうなっていくかという状況。 アドマイヤオーラがダートで強い馬を出していて期待が持てたが、残念ながら亡くなってしまった。 ディープスカイはここ数年が勝負所で、活躍馬が出ないと繋がっていかない。 産駒はたくさんいるので、母系としては繋がっていく。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
G1勝 2003 ロジック NHKマイルC (引退)
本賞1 2004 ダイワスカーレット 有馬記念
桜花賞
秋華賞
エリザベス女王杯
肌馬
本賞4 2004 アドマイヤオーラ [2012-2016] クロスクリーガー(死亡)
ノボバカラ
本賞2 2005 ディープスカイ 東京優駿
NHKマイルC
[2012-    ]
本賞3 2005 キャプテントゥーレ 皐月賞 [2013-    ]
G1勝 2005 リトルアマポーラ エリザベス女王杯 肌馬
G1勝 2008 レーヴディソール 阪神JF 肌馬
本賞5 2010 レッドアリオン (現役)

ステイゴールド[2003-2016]

G1を複数勝てるような大当たりを出す種牡馬。産駒は一瞬の切れ味というタイプではなく、スピードの持続とパワー兼タイプが多い。 亡くなっておりラストクロップは2016産となる。今後は後継種牡馬たちの争いになる。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞3 2004 ドリームジャーニー 有馬記念
宝塚記念
朝日杯FS
[2013-    ]
G1勝 2006 ナカヤマフェスタ 宝塚記念 [2013-    ]
本賞2 2008 オルフェーブル 皐月賞
東京優駿
菊花賞
有馬記念×2
宝塚記念
[2015-    ]
本賞5 2008 ナカヤマナイト (現役)
参考 2008 オーシャンブルー [2017-    ]
本賞1 2009 ゴールドシップ 皐月賞
菊花賞
有馬記念
宝塚記念×2
天皇賞・春
[2017-    ]
本賞4 2009 フェノーメノ 天皇賞・春×2 [2017-    ]
参考 2010 ウインプリメーラ (現役)
G1勝 2011 レッドリヴェール 阪神JF (現役)
参考 2012 ココロノアイ (現役)
参考 2012 キャットコイン (現役)

マンハッタンカフェ[2004-2016]

自身は長距離G1を勝っているが、産駒は距離適正が短く、マイルくらいまでの活躍が多い。 脚質はスピード持続系や、切れ味タイプどちらも出るが、やはり距離を問われるクラシック路線、特に牡馬路線では活躍馬が少ない。 亡くなっておりラストクロップは2016産となる。牡馬の大物は出ていないため、後継種牡馬が繋がっていくのは厳しいと見る。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞4 2006 レッドディザイア 秋華賞 肌馬
G1勝 2006 ジョーカプチーノ NHKマイルC [2014-    ]
本賞1 2007 ヒルノダムール 天皇賞・春 [2014-    ]
本賞2 2007 ガルボ [2017-    ]
本賞3 2008 ショウナンマイティ [2017-    ]
本賞5 2008 グレープブランデー JDD
フェブラリーS
(現役)
参考 2012 クイーンズリング (現役)
参考 2012 ルージュバック (現役)
参考 2012 シングウィズジョイ (現役)

ゴールドアリュール[2005-    ]

ダートでの活躍馬をコンスタントに出している。自身がそうであったように、芝もこなせるがやはりダートの方が強いという傾向か。 今後もそれなりの種付け数を維持しそうで、逆に後継種牡馬達は血統が被ることになるので兼ね合いが難しい。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞1 2005 エスポワールシチー JCD
フェブラリーS
マイルCS南部杯×3
かしわ記念×3
JBCスプリント
[2015-    ]
本賞4 2005 タケミカヅチ (引退)
G1勝 2005 スマートフェルコン JBCクラシック×2
帝王賞
東京大賞典×2
川崎記念
[2014-    ]
G1勝 2005 オーロマイスター マイルCS南部杯 (引退)
本賞3 2006 シルクフォーチュン (引退)
本賞5 2009 フーラブライド 肌馬
本賞2 2010 コパノリッキー フェブラリーS×2
かしわ記念×2
JBCクラシック
(現役)
G1勝 2010 クリソライト JDD (現役)

ネオユニヴァース[2006-    ]

初年度からダービー馬を出すなど順当な滑り出しであったが、ディープインパクトハーツクライ種牡馬入りした影響もあるのか伸びていない。 産駒は決め手があるタイプではなく、どちらかというと持続系で速い上がりの勝負よりは少し時計がかかる方が良い。 デスペラードあたりは長距離をこなしているが、全体的には3000m越えてくると距離の壁がある。 ネオユニヴァース自身は今後厳しいが、ヴィクトワールピサからはいきなりジュエラーが出ており、ネオユニヴァースより決め手がある産駒が出る可能性があって後継種牡馬として活躍しそう。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞3 2006 ロジユニヴァース 東京優駿 [2015-    ]
本賞5 2006 イタリアンレッド 肌馬
G1勝 2006 アンライバルド 皐月賞 [2013-    ]
本賞1 2007 ヴィクトワールピサ ドバイワールドカップ
有馬記念
皐月賞
[2013-    ] ジュエラー(桜花賞
本賞4 2007 ゴールスキー (引退)
本賞2 2008 デスペラード [2016-    ]
参考 2011 フォーエバーモア (現役)
参考 2012 ブライトエンブレム (現役)

サクラプレジデント[2006-    ]

サクラゴスペルのスプリンターズSで2着が最高成績であり厳しい状況。 産駒はスピードタイプが多い。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞1 2008 サクラゴスペル (現役)
本賞2 2010 サクラプレジール (現役)

ゼンノロブロイ[2007-    ]

初年度産駒が活躍したことで種付け数が増やしたが、その後が続いていないので徐々に厳しくなっていくだろう。 産駒は脚質は多彩で距離は2000m以上もこなす。ダートもこなす。しかしワンパンチ足りないタイプが多い。 小回りよりは直線が長い方が良く、府中が得意。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞1 2007 ペルーサ (現役)
本賞2 2007 トレイルブレイザー (引退)
本賞4 2007 コスモネモシン 肌馬
本賞5 2007 アニメイトバイオ 肌馬
G1勝 2007 サンテミリオン 優駿牝馬 肌馬
G1勝 2007 マグニフィカ JDD (引退)
本賞3 2009 ナムラビクター (地方)
参考 2011 バウンスシャッセ (現役)
参考 2012 リアファル (現役)
参考 2013 メートルダール (現役)

デュランダル[2007-2014]

亡くなってしまったので残りの産駒が活躍できないと繋がらずに途絶えそう。 自身は短距離で決め手のある末脚を発揮していたが、産駒にはそこは伝わってない。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞1 2007 フラガバッハ (現役)
本賞2 2008 サンレイデューク (現役)
本賞3 2008 エリンコート 優駿牝馬 肌馬
本賞4 2010 スイートサルサ 肌馬

ディープインパクト[2008-    ]

サンデーサイレンス後継としては既にNo.1の状況である。 産駒は決め手のある馬が多く、上がりの速い競馬が得意である。 スピードと切れ味が伝わっていることからマイルG1の勝利数がかなり多い。 長距離はこなせないわけではないが菊花賞天皇賞・春はまだ勝ち馬は出ておらず、ステイゴールド産駒やハーツクライ産駒に逆転されている。 ダートは走らない。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞3 2008 ダノンシャーク マイルCS (現役)
本賞4 2008 トーセンラー マイルCS [2016-    ]
G1勝 2008 リアルインパクト 安田記念
ジョージライダーステークス
[2017-    ]
G1勝 2008 マルセリーナ 桜花賞 肌馬
本賞1 2009 ジェンティルドンナ ドバイシーマクラシック
有馬記念
JC×2
桜花賞
優駿牝馬
秋華賞
肌馬
G1勝 2009 ヴィルシーナ ヴィクトリアM×2 肌馬
G1勝 2009 スピルバーグ 天皇賞・秋 [2017-    ]
G1勝 2009 ディープブリランテ 東京優駿 [2014-    ]
G1勝 2009 ジョワドヴィーヴル 阪神JF (死亡)
本賞5 2010 キズナ 東京優駿 [2017-    ]
G1勝 2010 ラキシス エリザベス女王杯 肌馬
G1勝 2010 アユサン 桜花賞 肌馬
本賞2 2011 ショウナンパンドラ JC
秋華賞
(現役)
G1勝 2011 ミッキーアイル NHKマイルC (現役)
G1勝 2011 ハープスター 桜花賞 肌馬
G1勝 2011 エイシンヒカリ 香港カップ (現役)
G1勝 2011 リアライト エリザベス女王杯 (現役)
G1勝 2012 リアルスティール ドバイターフ (現役)
G1勝 2012 ミッキークイーン 優駿牝馬
秋華賞
(現役)
G1勝 2012 ダノンプラチナ 朝日杯FS (現役)
G1勝 2012 ショウナンアデラ 阪神JF (現役)
G1勝 2013 ディーマジェスティ 皐月賞 (現役)

オンファイア[2008-    ]

取り上げるほどではないかもしれないが、ディープインパクトの全弟であり種付け料が安く同じ配合になるので活躍馬を出す可能性はある。 G1級はウキヨノカゼくらいしか出てない。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞1 2010 ウキヨノカゼ (現役)

ハーツクライ[2008-    ]

産駒はステイヤータイプで晩成傾向である。そこそこ決め手のある馬もいるが、決め手勝負では勝ちきれないので、合わせて脚が持続する馬が活躍している。 圧倒的な決め手を繰り出していたジャスタウェイは現状は異例といえる。 2011年にダービーとオークス両方を出してクラシックでも活躍できる産駒を出したことで種付け数が増えたので、ここ数年でデビューする馬達の活躍次第で今後が大きく変わってくる。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞2 2008 ウインバリアシオン [2016-    ]
本賞4 2008 カレンミロティック (現役)
G1勝 2008 アドマイヤラクティ コーフィールドカップ (死亡)
本賞1 2009 ジャスタウェイ 天皇賞・秋
ドバイデューティーフリー
安田記念
[2016-    ]
参考 2010 フェイムゲーム (現役)
本賞3 2011 ヌーヴォレコルト 優駿牝馬 (現役)
本賞5 2011 ワンアンドオンリー 東京優駿 (現役)
参考 2012 シュヴァルグラン (現役)

スズカマンボ[2008-2015]

亡くなってしまったので、繋がっていかなそう。母系としては面白そう。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞2 2009 サンビスタ チャンピオンズカップ
JBCレディスクラシック
肌馬
本賞1 2010 メイショウマンボ 優駿牝馬
秋華賞
エリザベス女王杯
(現役)
参考 2010 ミナレット (現役)

ダイワメジャー[2009-    ]

産駒は短距離適正でスピード馬が多く、マイル以下での活躍馬が多い。 仕上がりも速いので2歳で活躍する馬が多いが、クラシック路線では距離延長で厳しくなる。 サクラバクシンオーが亡くなっており、短距離路線で争いで主流になれる可能性はある。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞1 2009 カレンブラックヒル NHKマイルC [2017-    ]
本賞3 2009 ダイワマッジョーレ (地方)
本賞4 2009 エピセアローム 肌馬
本賞2 2010 コパノリチャード 高松宮記念 [2017-    ]
本賞5 2013 メジャーエンブレム 阪神JF (現役)
参考 2013 ソルヴェイグ (現役)
参考 2013 ボールライトニング (現役)

ブラックタイド[2010-    ]

全弟であるディープインパクトと同じ配合になるが、出しているタイプはかなり違う。 肌馬の質が違うからかもしれないが、切れ味よりは持続力タイプが多い。また、ダートもわりとこなす。 キタサンブラックを出したことで、種付け数も伸びてその産駒がデビューするここ数年が勝負となる。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞3 2010 テイエムイナズマ (現役)
本賞2 2011 マイネルフロスト (現役)
本賞1 2012 キタサンブラック 菊花賞
天皇賞・春
(現役)
本賞4 2012 タガノエスプレッソ (現役)

スズカフェニックス[2010-    ]

種付け数が少ないため最初から厳しい状況。繋がっていかなそう。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞1 2010 マイネルホウオウ NHKマイルC (現役)

マツリダゴッホ[2011-    ]

産駒は早熟傾向でスピードがあるタイプが多い。距離適正もマイルくらいまでか。 現状は2歳から翌年の春先くらいまで活躍して、その後成績を伸ばす馬がいないので早熟と言わざるおえない。

区分 産年 馬名 GI級勝ち鞍 繁殖活動 代表産駒
本賞2 2011 ウインマーレライ (現役)
本賞3 2012 クールホタルビ (現役)
参考 2012 アルマワイオリ (現役)
本賞1 2013 ロードクエスト (現役)

累計400頭以上産駒がいるが目が出ていない