ハナ差な日々

ITスキルと競馬の記録および雑記

2015年06月14日の回顧

マーメイドステークス

リラヴァティが逃げる。大外からウインプリメーラが進出して2番手。それを見る形でアースライズが続く。後方にバウンスシャッセ、その後ろにマリアライト、パワースポット、シャトーブランシュと続く。800mくらいでマリアライトが外をまくっていき中段へ。1000m通過は61.5秒。1000m付近でパワースポットも外からポジションを押し上げる。3角から4角にかけてマリアライトがさらに外をまくってあがっていく。その後ろをパワースポットも上がっていく。シャトーブランシュはまだ後方の内。直線入ってウインプリメーラが先頭に立つ。残り100mくらいでマリアライト、パワースポットがウインプリメーラに迫り、さらに大外から一気に追い込んできてシャトーブランシュがまとめて差しきってゴール。ウインプリメーラの脚が上がり、マリアライト、パワースポットも交わして2着3着。勝負が決した所へ大外からフェリーチェレガロが追い込んで5着まで。

評価

  • ペースはミドルペース
  • 差し追い込み展開
  • 軽ハンデはきていない
  • いかにも展開一つで結果が変わりそうな牝馬重賞

馬評価

シャトーブランシュ

1着。直線入るまで後方の内で待機して、直線上がり最速33.6秒の抜けた末脚を発揮してまとめて差しきった。これまでと違い溜める競馬にしてキレ味を発揮した。

リアライト

2着。スタート直後は後方にいたが早目にポジションを上げ、直線も勝ちに行っての2着で本格化と言える。小出しに脚を使った分、勝ち馬の決め手に屈した。

パワースポット

3着。ここ2走は横山典の後方ポツン作戦だったが、大野に戻り捲くってあがっていく競馬をした。三番目の上がり34.1秒を使っており小出しに脚を使える面も見せた。ただし、外をまわるロスのある競馬で勝ちきれる乗り方ではない。

ウインプリメーラ

4着。2番手から直線先頭に立ちあわや押し切るかという所だったが、残り100mをきって脚が鈍った。先行した馬は総崩れの状況で2番手から勝ち負けしたことは非常に評価できる。仕掛けをもうワンテンポ遅らせたらもっと面白かったかもしれない。

フェリーチェレガロ

5着。2番目に速い上がりの33.9秒で追い込んできたが勝負は決した後だった。

エプソムカップ

ゲシュタルトが好スタートから押してハナ行くが、二の脚を使ってジワっとエイシンヒカリが交わしてハナに立つ。外からフェスティヴタローが2番手に押し上げゲシュタルトは3番手に下げる。サトノアラジンもスタート良く4番手になるが、馬が行きたがりルメールが抑える。その後ろ中段にヒラボクディープ。フルーキー、ディサイファは後方から。1000m通過は59.2秒。4角で隊列は詰まった状態で直線へ。直線入ってエイシンヒカリが離しにかかる。フェスティヴタロー、ヒラボクディープがその後ろを追いかける。サトノアラジンが内に進路を取り一気に差を詰めてくる。残り200mで2頭が並びサトノアラジンが交わすかと思われたが、そこからエイシンヒカリが巻き返して抜かせずそのままゴール。サトノアラジンは最後脚色が鈍りクビ差の2着。ディサイファ、フルーキーが大外から追い込んできて前を交わして3着、4着。

評価

  • ペースはミドルペース
  • 人気2頭の競馬で後続とは差があった
  • 人気2頭が前で勝負したことでレベルは高い

馬評価

エイシンヒカリ

1着。離して逃げることはせず、一定のペースを保ち直線も並ばれかけてから一伸びしており強い内容。ただし、外に流れて行く所を武豊が右ムチで強制しながら走らせており、他頭数のG1で問題にならないかは疑問。少なくとも騎手は選びそう。

サトノアラジン

2着。ここ2走と違い先行する形になったが、そのせいか掛かった。最後で脚が鈍っており掛かった分と距離延長の分か。当然重賞はどこかで取れるレベル。

ディサイファ

3着。外から追い込む競馬で伸びて重賞馬の力は見せたが勝負には参加できていない。勝負しない点はいかにも四位らしい。

フルーキー

4着。スタート後にいけず後方からの競馬。上がり最速34.0秒であるが内から大外に出すロスのある競馬で勝負には参加できていない。能力や脚質を考えると他の競馬も可能で下手に乗った。